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警察がスト中の鉄鋼労働者に発砲し、2人が死亡、数十人が負傷 戦闘服に身を固めた武装警官600人がメキシコの鉄鋼工場を攻撃し、ストが暴力行為に発展した。 メキシコ: シカルツア鉄鋼工場で3週間前からストライキが続いており、これをやめさせようとした警察が、早朝に催涙ガスや銃弾で労働者を攻撃した。労働者は、メキシコのIMF加盟組合書記長に選出されたナポレオン・ゴメス氏の違法解任に抗議していた。 鉱山・金属・関連全国労組(SNTMMS)の組合員は、4月2日に同鉄鋼工場を占拠、ゴメス氏への支援を表明するとともに、組合活動を妨げるメキシコ政府の行動に異議を唱えた。 「IMFは、このほどメキシコ政府が組合および組合員に対して取った行動に憤慨・激怒している」と、マルチェロ・マレンタッキIMF書記長は述べた。「政府当局とその共謀者である企業が理性ではなく暴力に訴えたことは、メキシコの同志が取り組んでいる闘いの重要性を浮き彫りにしている」 この人命の損失を伴う衝突の知らせが届くほんの数週間前、IMFはILOに正式に提訴し、国際的に認知された労働権を侵害しているメキシコ政府を告発したばかりだった。 「IMFと加盟組織は引き続き、ナポレオン・ゴメス氏とSNTMMS組合員に対する暴力をやめさせるために働きかけていく。私たちはメキシコで労働者の諸権利を求めて闘い続ける人たちを支持し、亡くなった労働者のことを決して忘れない」とマレンタッキ書記長は語った。 [2006年4月21日] |