IMFニュース・ブリーフス
IMF、ウェブサイトに中国セクションを開設

ウェブサイトに、中国の金属産業と関連部門の労働者の諸権利に関する報告、ニュース、調査を掲載する。


スイス:
IMFは5月17日、ウェブサイトに新しい中国セクションを設け、中国および中国人労働者に関する金属関連情報を掲載した。
 このサイトは、中国の金属産業で活動する多国籍企業の中国人労働者との協力強化を目指す、IMFの全体的な努力の一環である。執行委員会は、2005年のウィーン大会で「中国に関する宣言」を採択した。
 このサイト(www.imfmetal.org/china)は、以下のような資料を提供する充実した情報源になるだろう。
●労働者の諸権利、人権および労働協約の侵害に関する調査
●中国の労働条件に関する情報
●金属産業・企業に関する中国関連調査報告
●IMF加盟組織が実施する中国関連活動に関する報告
●中国におけるIMFの役割に関する加盟組織の論評
●中国の金属産業と労働者の諸権利に関するニュース
●IMF紹介資料の中国語版
 「中国は現在、構造変化を経験している。労働者の諸権利と人権に関する国際基準を満たすために、さらなる措置を講じることが急務である。この分野における事態の展開と中国の労働条件は、世界中の従業員に大きな影響を与える」と、同宣言には明記されていた。

[2006年5月18日]