IMFニュース・ブリーフス
ILO総会で進展

各国の組合はILOの決定が自国で確実に実施されるようにするうえで役割を果たさなければならない、とIMF書記長は最新のオピニオン・コラムで述べている。


ジュネーブ:
マルチェロ・マレンタッキIMF書記長は、6月の国際労働機関(ILO)総会の結果を振り返り、労働者にとって進展があったいくつかの分野について報告している。
 特にマレンタッキ書記長は、雇用関係に関する勧告とアスベスト全面禁止を支持する決議との採択を、労働者にとっての主要な成功領域として挙げている。マレンタッキ書記長はベラルーシに関しても、ILOがルカシェンコによる独裁と労働組合指導者の拘留とを強く非難したことを歓迎している。
 「第95回ILO総会は、労働者グループがいくつかの分野で何とか前進することができた稀有な総会の1つとして記憶にとどめられるだろう」とマレンタッキ書記長は書いている。
 「私たちは、ILO総会で下されたこれらの決定のすべてが全加盟国によって実施・尊重されるよう確保するため、態勢づくりに励まなければならない」

[2006年7月7日]