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「私たちは乞食ではなく労働者だ!」 メキシコのフォルクスワーゲン労働者の組合SITIAWが、労働権の尊重を要求するために穏やかな行進を実施した。 メキシコ: 「私たちは乞食ではなく労働者だ!」。これは8月13日(日曜日)にメキシコのフォルクスワーゲン労働者が、労働協約の尊重を要求するデモの際に掲げたスローガンの1つである。 フォルクスワーゲン独立労組(SITIAW)は、1週間にわたる労使交渉の末、この穏やかな行進を実施した。その目標は労働権の尊重を要求することだった。 労働者と家族たちはパセオ・ブラボーに到着したあと、町の主要広場へ行き、組合幹部から交渉の最新状況について話を聞いた。 SITIAWは、「経営側が労働協約を変更しないことに決めればストは行わない。協約が変更されないのであれば、ストを実施せずに賃上げを交渉することができる」と述べている。同労組指導者のホセ・ルイス・ロドリゲス・サラサール氏は、「交渉は月曜日の15時に再開する」と語った。同氏の説明によれば、協約の4つの条項をめぐって交渉が行われており、会社側は労働の柔軟化を狙っている。 SITIAWは8.5%の賃上げを要求し、協約の変更を拒否しているが、会社側は労働者に有利な内容を変更しようとしている。 [2006年8月15日] |