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メキシコ政府が企業と共謀してスト破り 労働省はグルポ・メヒコに、鉱山労働者2,000人の解雇と労働協約の取り消しを認めた。 メキシコ: 解雇された組合幹部ナポレオン・ゴメス氏を支援して3月からストを実施していたメキシコ鉱山・金属・関連全国労組(SNTMMS)組合員が、このストを違法とする政府の裁定を受けて直ちに解雇された。 ラ・カリダー銅山を所有するグルポ・メヒコは、メキシコ連邦労働当局から、鉱山の閉鎖によって労働協約を無効にし、従業員を解雇する許可を得た。 同社はすでに鉱山を再開しており、元従業員の大多数を再び解雇する予定だが、今後は先任権も労働協約もない。 「こんなことは言語道断だ」とマルチェロ・マレンタッキIMF書記長は述べた。「メキシコ政府は明らかに大企業のために行動し、市民と労働者に多大な犠牲を強いている」 IMFは、メキシコ政府が先ごろ組合内部問題に干渉したことに、はっきりと異を唱えている。この地域にとどまらず全国の鉱山労働者が、選出された組合書記長の復職を求めて連帯し、数多くのストや怠業を実施している。 メキシコでのIMF活動に関する詳細はwww.imfmetal.orgを参照のこと。 [2006年8月11日] |