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IMF加盟組織、IFAへの取り組みを再確認

ドイツでのIFA世界会議に参加した代議員は、どのようにIFAを改善し、全国組合や国際連帯を強化する手段として利用すればよいかに関して、11月の執行委員会に提出される勧告のリストを作成した。

ドイツ:
フランクフルトで開かれた国際枠組み協約(IFA)世界会議の代議員は、IFAの今後と方向性をめぐる活発な議論に参加した。
代議員は、IFAを組織化活動に利用することの重要性と、国際連帯支援、IFA実施に関する訓練、地方・全国・国際各レベルにおける調整を改善することの必要性について討議した。
この会議の目的は、IFAの現状と、労働者の権利・条件の改善におけるIFAの有用性とを分析することだった。会議で討議された勧告は執行委員会に提出され、さらに議論される。
「その国の国内法に関係なく世界中でIFAが承認・尊重されることが、IMFならびに私たち全員の希望だ。世界各地で中核的労働基準を守らせたい。IFAは、これを実現するための1つの手段だと思う」と、マルチェロ・マレンタッキIMF書記長は結びの言葉で述べた。
IFA勧告はIMFウェブサイトで入手できる。

[2006年9月29日]