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アルコア関連組合、大陸間の連帯を強化 アルコア・アクション・グループは、アルコアに社会的役割に対する責任を負わせようとしている。 オーストラリア: IMFアルコア・アクション・グループは、このほどメルボルンのオーストラリア労組(AWU)本部で初会合を開いた。アジア、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、北米から参加者が集まった。 オーストラリアのアルコアは6,200人を直接雇用し、請負業者の労働者が約1,500人働いている。アルコアは、ウェスタン・オーストラリア州のハントリーとウィローデールでボーキサイトを採掘し、クイナナ、ピンジャラ、ウェイジャラップ(Wagerup)の精製施設に供給している。ビクトリア州では、ジーロングのポイントヘンリーと南西部のポートランドにある2つの製錬所でアルミニウムを生産している。 参加者は各地域の現状と組合が直面する課題について議論した。この会合で、アルコアがますますグローバル企業を自認するようになっていること、同社の経営戦略が、本社で決定を下したのち、現地経営陣を通して企業目標を実施しようとするものであることが明らかになった。代議員は、組合が同社の戦略に適応するために、本社に影響を与えることができそうな方法について議論した。 ロブ・ジョンストンIMF非鉄金属担当部長は次のように述べた。「代議員の間には、組合が現在アルコアに対して持っている影響力を維持し、強めていこうという断固とした決意がある。アルコアがどの国で活動しようと、労働者には公正な扱いを受け、一定水準の条件を享受する権利がある。私たちの任務は、それを確保することだ」 代議員はポイントヘンリー製錬所を訪問し、AWUの現場代表と話をする機会も得た。 [2006年11月9日] |