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政府の約束違反に業を煮やすラサロ・カルデナス鉱山労働者

鉱山労働者は政府に対し、12月1日までにナポレオン・ゴメス氏を正式に組合指導者として承認しなければ、ストや抗議の行進、港の閉鎖に訴えると伝えた。


メキシコ:
鉱山・金属・関連全国労組(SNTMMSRM)の発表によると、ミチョアカン州ラサロ・カルデナスの第271支部と第273支部の組合員3,000人以上が臨時集会を開き、ナポレオン・ゴメス氏を同労組書記長として正式に承認するという政府の約束が破られたことについて不満を述べた。労働者らは、「12月1日までにゴメス氏が正式に承認されなければ、ストライキ、港の閉鎖、鉱山労働者の記念碑までの抗議の行進など、より過激な措置を講じる」と発表した。

「労働組合の独立性と指導者を選出する権利が尊重されるまで、ATIBSA、ASSSA、ラサロ・カルデナス製鋼所、ラス・トルチャス、ミッタル・スチール、ビガ・トレフィラドスの各社で作業を停止し、ラサロ・カルデナスの港湾航行を妨害する用意がある」と、マーティン・ロドリゲス・ピエドラ第271支部書記長は述べた。

第271支部と第273支部は、エリアス・モラレスの書記長就任は「組合員がモラレスを拒否しているため」絶対に認めない、と強調した。

両支部は次のように付け加えた。「パスタ・デ・コンチョスの鉱山労働者を資金面で援助する。というのも、不法に任命されたエリアス・モラレスは、65人の鉱山労働者が死亡したパスタ・デ・コンチョス第8炭鉱の悲劇におけるグルーポ・メヒコの役割をもみ消すために、労働協約を売り渡し、支部を解散させる構えだからだ」

両支部は今年4月3日にストを実施した。このストは8月21日に終了し、鉱山労働者は8%の賃上げ、スト期間中の未払賃金の全額支給、ナポレオン・ゴメス承認の約束を取りつけた。

最後に、両支部はこう述べた。「メキシコが非常に困難な状況にある中、化学エンジニアであるフランシスコ・ハビエル・サラサール・サエンス労働大臣が、鉱山・金属会社と個人的な関係があるというだけで、この人為的に作り出された紛争を新政権に押しつけたのは無責任だ」

[2006年11月21日]