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新しい年、新しい課題 欧州連合は、競争力があり、かつ基本的雇用基準を維持する前向きな方針に基づき、グローバル経済の課題に立ち向かわなければならない。 ジュネーブ:より幅広い金属労組間協力、多国籍企業の勢力増大に対抗するための新戦略、国際労働組合総連合の新設が発表される中で新年を迎え、マルチェロ・マレンタッキIMF書記長は、「欧州連合は今後どのような存在になるのだろうか」と問いかけている。 「企業の権利を優先する存在か、それとも、労働者が自分たちの利益を守る権利を支援する存在か」と、書記長は最新のオピニオン・コラムで述べている。 「職場の社会的公正に関する課題は、私たちが労働運動および民主的左派において直面する共通の課題の核心にあると思う。欧州連合は経済規模ですでにアメリカに匹敵するが、それに見合った政治力を得るに至っていない」 「労働市場を規制緩和したり、雇用基準における底辺への競争を引き起こしたりするのではなく、労働条件や基本的最低基準の改善を強く要求できる力を手に入れなければならない」と書記長は主張している。 [2007年1月18日] |