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エアバスのリストラめぐり金属労働者が結集 IGメタルは4都市で集団抗議行動を実施し、フランスの金属労組も戦闘態勢を整えている。 ヨーロッパ:1万人分の雇用を削減するというエアバスのリストラ発表を受けて、ドイツ、フランス、スペインおよびイギリスの金属労組は行動に備えている。 2月2日、1万人のIGメタル組合員がエアバスにおける雇用・職場の確保を目指し、ハンブルク、ブレーメン、ファーレル、ラウプハイムで抗議行動を実施した。 この間に、フランスの金属労組5団体、すなわち鉱業・金属総連合(FGMM−CFDT)、「労働者の力」金属労組総連合(FO)、フランス金属労連(FTM−CGT)、全国冶金・関連産業労連およびCFTDエアバス・フランスが共同声明を発表、ジャック・シラク大統領に対し、フランスでエアバスの雇用を守るために闘い、リストラの過程で労働者への社会的誠意を維持させるよう要求した。 エアバスは、EADS(ヨーロピアン・エアロノーティック・ディフェンス・アンド・スペース社)の傘下企業で、2006年に過去最高の航空機売上高を報告したばかりのライバル企業ボーイングとは対照的に、今年、巨額の赤字を出した。報道によると、今回のリストラで、ヨーロッパの生産拠点16カ所のうち7カ所が閉鎖される可能性がある。 欧州金属労連(EMF)はヨーロッパの加盟組織とともに、エアバスのすべての職場と雇用を保護するために共通の要求基準を立案している。 「IMFは、雇用を確保するとともに、エアバスに従業員に対する社会的責任を尊重させるための闘いにおいて、ヨーロッパの加盟組織を支援する」と、マルチェロ・マレンタッキIMF書記長は述べた。 [2007年2月5日] |