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IMF、モトローラに対応を要求

中国の労働者がモトローラのサプライヤーで中毒にかかっている。


中国:
IMFはモトローラ本社に対し、同社サプライヤーの豪威星科薄膜視窗有限公司における労働権侵害に関して措置を講じるよう強く要請している。 2006年8月、大學師生監察無良企業行動(SACOM)が発表した調査報告書で、中国・深川の豪威星科工場における著しい労働者の諸権利侵害が明るみに出された。豪威星科はモトローラの2次サプライヤーで、2種類のモトローラ製携帯電話用にアクリルレンズを製造している。
この権利侵害の1つでは、同社が適切な保護と換気を提供しなかった結果、9人の労働者がn-ヘキサン中毒にかかった。SACOMによると、中毒にかかった従業員9人のうち3人はまだ入院中である。
SACOMとIMF、その他のNGOはモトローラに対し、行動規範を守るとともにサプライヤーの条件を改善し、今後、中毒その他の重大な労働権侵害の再発を防止するよう強く要請している。
この調査を受けてモトローラは、本来であれば豪威星科工場に職場で効率的な改善手順を実施させ、独立NGOと協力してモトローラの全サプライヤーで働く労働者に労働権に関する訓練を受けさせるべきであるにもかかわらず、そうするのではなく注文を大幅に減らした。
この受注減は労働者に破壊的な影響を及ぼし、従業員のほぼ半数がレイオフされた。
「サプライヤー・レベルの人権・労働権侵害に対処する責任を回避するためにサプライヤーを替える行為は、行動規範を定める目的に真っ向から反する」と、マルチェロ・マレンタッキIMF書記長は述べた。「モトローラは豪威星科労働者を見捨ててはならない」


[2007年1月24日]