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インドネシアのプロジェクトで女性の権利が拡大 IMFは国際女性デーにあたり、インドネシアの加盟組織とともに、4年間の女性組織化プロジェクトの成果を祝福する。 インドネシア: インドネシア金属労組(SPMI)では、3カ年女性組織化プロジェクトの結果、女性の組合員、職場委員および幹部が増えた。 このプロジェクトは、2003年のパイロット・プログラムを経て2004年に開始された。その目的は、より多くの女性労働者を組織化し、SPMIにおける女性の役割を拡大することだった。 マルチェロ・マレンタッキIMF書記長は、最新のオピニオン・コラムでこのプロジェクトについて論評し、「インドネシアの加盟組織SPMIは、女性代表の参加を改善するために組織の機構や文化を変革するという課題が、実行可能であることを証明した」と書いている。 不安定な雇用条件の広がりによって女性労働者の移動率が高まっているにもかかわらず、SPMIは新しい工場の組織化や新規組合員の勧誘により、女性組合員数を2003年の2万9,780人から2006年には4万2,272人に増やすことができた。 SPMIは女性の参加を促進できるようにするため、組合機構の改革にも焦点を合わせた。SPMIは2006年12月の大会において、全レベルで女性代表の参加率を30%以上にするという規約改訂案を採択し、初めて全国執行委員会に女性を選出した。支部レベルにおける女性幹部の割合も、2003年の18%(43人中8人)から2006年には25%(108人中27人)に増加した。さらにSPMIは、女性組合員のニーズを満たすために女性理事会を設置した。 「女性労働者に『組合は加入する価値のある組織だ』と考えてもらえるようにするには、もっと多くの女性を組合機構に組み入れることが不可欠である」とマレンタッキ書記長は書いている。 「この国際女性デーに際して、すべてのIMF加盟組合に対し、組織機構と組織化方法を批判的に考察し、女性労働者に発言権を与えるために実施しなければならない変革を明らかにするよう求める」 このIMFプロジェクトは、スウェーデンの労働組合センターLO−TCOが資金を提供し、IMF加盟組織のSIFおよびIFメタルが支援した。 国際女性デーに関するマルチェロ・マレンタッキ書記長のオピニオン全文は下記参照: http://www.imfmetal.org/main/index.cfm?n=225&l=2&c=15600 [2007年3月5日] |