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IMFが2006/07年自動車部門レポートを発表

このレポートは、インドおよびロシアの自動車産業と自動車部門のグローバルな再編成を取り上げている。


ジュネーブ:IMFは、インドおよびロシアの自動車部門と進行中の再編成がもたらす課題に特に注意を払い、世界の自動車産業に関する2006/07年のレポートを発表した。

この出版物は『2006/07年IMF自動車部門レポート』というタイトルで、業界動向について説明し、最新情報を提供する資料の役割を果たす。その目的は、加盟組織とその組合員、さらには他の業界関係者にとって役立つ情報・意見の交換に貢献することである。

2006/07年自動車部門レポートは次の各章からなる。
●自動車産業再編:課題と対応
●ロシアとインドの自動車部門の概略
●雇用傾向
●世界の生産の概略
●新車売上高の概観

「世界の自動車産業で働く金属労働者は近年、再編成の広範かつ非常に厳しい影響を受け続けている。この影響は、かつてなかったほど大きい」と、マルチェロ・マレンタッキIMF書記長は論評した。「IMF加盟組織が、これに対応し、影響を受ける労働者の利益を保護する力を確保することは極めて重要である。だが、再編成の課題が次々に持ち上がる中で、社会的に容認できる万人にとって公平な結果を保証するうえで、使用者と政府が責任を負うべきことが浮き彫りになっている」

「インドとロシアの業界動向は新しい展開を示してはいるが、基本的に既存の課題が深刻化している状況を反映している。多国籍企業がグローバル化の方向性に支配的な影響を及ぼし、新しい市場や生産拠点で幅広く活動すると同時に、貧富の差が爆発的に拡大している。その結果、不安が広がり、そのような受け入れがたい傾向に対する抵抗が強まっている」とマレンタッキ書記長は述べた。

この出版物は、英語版、スペイン語版、ドイツ語版、フランス語版、ロシア語版で発行されている。IMF加盟組織に配布される予定で、IMFウェブサイト(www.imfmetal.org/publications)でダウンロードできる。

[2007年4月2日]