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南アの日産労働者が雇用削減に抗議 NUMSAは、自動車労働者410人を削減して代わりに契約社員を雇用しようとする措置に対抗している。 南アフリカ:日産南ア労働者数百人と南アフリカ全国金属労組(NUMSA)組合員が、3月23日にプレトリアの日本大使館前で抗議し、常用雇用を削減して契約雇用に切り替えるのをやめるよう同社に要求した。 日産南アフリカ経営陣は410人の従業員に対し、4月12日実施の人員削減案を一方的に提示した。IMF加盟組織のNUMSAは、日産南ア労働者が提出した要求リストを日本大使に手渡した。同労組は、7日以内に応じるよう会社側に要求し、さもなければ再びデモを行うと述べた。 同労組の要求は以下のとおり。 ●常用労働者の削減をやめること。 ●コスト削減のために株主と取締役の報酬を減額すること。 ●「極めて安い賃金」で労働者と契約するのをやめること。 ●NUMSAと組合員が承認していない一方的な希望退職計画をやめること。 ●超過労働をなくすか、最小限に抑えること。 ●労働者訓練プログラムを実施すること。 ●質の高い雇用を創出すること。 スティーブン・ニャポIMF地域代表はIMFを代表して発言し、「日産が労働者を切り替えたがっているということは、仕事があることを意味する。では、なぜ削減しようとするのか。日産が貪欲だからだ」と述べた。 1998年以降、日産南アは労働者数を7,500人から現在の1,500人にまで減らした。 [2007年3月26日] |