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ブラジルの金属労組事務所に爆弾、組合幹部に殺害の脅迫

6月5日の夜、組合事務所に爆弾が投げ込まれ、続いてタウバテ金属労組の会長が殺害の脅迫を受けた。


ブラジル:6月5日(火)の夜10時50分、ブラジルのタウバテ金属労組事務所に手製爆弾が投げ込まれるというテロ行為が発生した。
爆弾は建物の壁に当たって爆発し、幸い、死傷者は出なかった。しかし襲撃後、サンパウロ金属労連の指導者でもあるバウミール・マルケス・ダシルバ会長(通称ビロ・ビロ)が、水曜日の午前11時ごろに匿名の電話による殺害の脅迫を受けた。
電話に出たのは組合の電話交換手の1人だった。相手(名乗らなかった)は、爆弾は警告にすぎず、ビロ・ビロとその家族が次のターゲットだと言った。
ナショナルセンターCUTに加盟する全国金属総連合はプレスリリースを発表し、「すべての暴力行為、特に今回のようなテロ攻撃を拒否する。これは何千人ものブラジル人労働者の生活を脅かし破壊した独裁時代を思い出させる」と述べた。
同総連合は、「タウバテの同僚に連帯と全面的な支援を提供する」と付け加えた。

出所:全国金属総連合(CNM)

[2007年6月7日]