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タウバテ金属労組にまた襲撃

組合事務所の守衛室に5発の弾丸が撃ち込まれた。幸い、けが人はなかった。


ブラジル:全国金属総連合(CNM)の発表によると、7月2日(月)の夜、CNM/CUT傘下のタウバテ金属労組がまた襲撃された。午後10時20分ごろ、守衛室に5発の弾丸が撃ち込まれた。幸い、警備員は襲撃時に部屋にいなかったため、けが人はなかった。
憲兵隊と技術警察が現場に到着し、薬莢を発見した。
タウバテ金属労組のアイザック・ド・カルモ副会長は、「これもまた、今年の労働組合選挙で争う予定の反対勢力による、労働組合の自由・自主に対する攻撃だ」と述べた。
「もうすぐ、サンパウロ州およびブラジル金属産業で有数の重要かつ代表的な組織である当組合で、選挙が実施される。今回の行為は、反対勢力が死にもの狂いになっており、職場で労働者と政治討論を行うこともできず、心理的・身体的な威嚇を選んだということだ」と同副会長は語った。
同労組が最初の襲撃を受けたのは今年6月5日のことで、このときは組合事務所に爆弾が投げ込まれ、バウミール・マルケス・ダシルバ会長を殺すと脅迫する匿名の電話が組合にかかってきた。

[2007年7月3日]