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組合代表を求めるコクリア労働者の闘い 労働者が組合代表を選ぶ権利を確保できるよう、「よく聞け、コクリア」キャンペーンに参加を。 オーストラリア:世界トップレベルの最先端聴覚機器メーカーであるコクリア社は、オーストラリアの反組合的な労使関係法を利用し、シドニー工場の労働者260人に、所属組合のオーストラリア製造労組(AMWU)によって代表される権利を与えまいとしている。 AMWUは10年間にわたってコクリア労働者を代表し、高水準の賃金・労働条件を提供している。今年、コクリア経営陣は組合つぶしキャンペーンを開始した。2回にわたって実施された無記名投票で、労働者が組合による労働協約の取り決めを承認したにもかかわらず、同社は交渉を拒否している。このほどコクリア経営陣は、オーストラリアの不公正な職場関連法を利用して、労働組合が関与しない協約を従業員に押しつけようとする動きに出た。労働側は、これらの条件を繰り返し拒絶している。この不公正な労働条件は11月6日に実施される予定である。 コクリア労働者の組合代表権を支援するグローバル・キャンペーンの一環として、AMWUが加盟するIMFと、コクリア製の聴覚機器が配給されている診療所の労働者を代表する国際公務労連は、加盟組織に対し、以下の方法のいくつかによって行動を起こすよう促している。 ●組合は、コクリア製聴覚機器を配給する地元の診療所に接触し、労働者の組合代表権尊重を求めてコクリアに圧力をかけるよう促すべきである。 AMWUは、コクリア製聴覚機器が配給されているすべての場所のリストを作成した。IMFウェブサイト(www.imfmetal.org/listenupcochlear)で入手可能。このサイトでは、ビラ、抗議文その他の連帯資料も入手できる。 [2007年8月17日] |