IMFニュース・ブリーフス

セロ・マトソでスト終結

コロンビアの労働者は、賃金、安全性向上および下請労働者の雇用に関するBHPビリトンの提示を受け入れた。これにより、2月27日に始まったストライキが終了した。


コロンビア:多国籍企業BHPビリトンが所有するコロンビア最大のニッケル鉱山、セロ・マトソの労働者は2月27日、1カ月以上前に始まったストライキを終了した。

労働組合SINTRACERROMATOSOと会社側の協約は、600人以上の労働者に利益を与える内容で、賃金、労働条件の安全性向上、下請臨時労働者の無期限契約に関する組合側の要求を満たしている。

この協約には、2008年の8%賃上げも盛り込まれている。その後2年間の賃上げ率は、消費者物価指数の上昇率プラス2%に設定される。賃上げは労働協約の日付である2月1日までさかのぼって実施され、1月に追加ボーナスが支給される。

同社は、現在下請業者に臨時雇用されている35人の労働者に、無期限の雇用契約を提供することにも同意した。

同社は、この労働協約の対象となるすべての組合員に900万ペソのボーナスも支払う。

[2008年4月1日]