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カナネアのストライキは合法との判決

ナポレオン・ゴメスは率先して模範を示し、8カ月前からストを実施しているカナネアの第65分会の労働者に激励・支援・連帯のメッセージを送った。


メキシコ:第1巡回裁判区の第1労働問題上訴法廷は、ソノラ州カナネアの第65分会で8カ月前から実施中のストライキの合法性の見直しを求めるグルーポ・メヒコの請求を却下した。

ナポレオン・ゴメス・ウルティア・メキシコ鉱山・金属・関連全国労組書記長は、公式声明の中で次のように述べた。「例によって、グルーポ・メヒコは法律を無視しようと画策している。というのも、法律は同社がやりたい放題できるようにするために利用されており、同社が労働者に対する義務と法律を守るよう要求する者が誰もいなかったからだ。そして、この数日間、これに対抗してカナネアの労働者は、代替労働者や雇われた暴漢、スト破りによる施設への立ち入りを阻止することによって労働協約を擁護している」

書記長は次のように付け加えた。「4月7日月曜日、私たちは新聞に有料広告を出し、『ヘルマン・ラレアとグルーポ・メヒコは悪意に満ちた違法行為が成果を上げていないため、死に物狂いになっている』と訴えた。上訴法廷による決定は、またしても組合を支持している。これは、法律の適用に関して誰もが腐敗しているわけではないこと、これらの裁判官が誇りを保っていることを明確に示している。裁判官は法律の規定を明瞭に再確認した。これはグルーポ・メヒコによる圧力に、まして贈賄に屈しなかった裁判官の功績だ」

「重要なのはストを解決し、労働者にとって満足のいく合意に達したうえで、再び職場の状況を正常化することだ。全国鉱山労組は今後とも常に、労使双方にとって満足できる包括的な合意に達するために、法的手段を利用する構えである。争議が長引いたにもかかわらず、労働者は自暴自棄にならず、弱気になることもなかった」とナポレオンは語った。

最後に、ナポレオン・ゴメス・ウルティアは、8カ月半前からストを実施しているソノラ州カナネアの第65分会、ゲレロ州タスコの第17分会、サカテカス州ソンブレレテ第201分会の労働者に激励・支援・連帯のメッセージを送った。

[2008年4月15日]