IMFニュース・ブリーフス
コデルコの契約労働者がスト終了

チリ政府とCTCは、昨年請負業者と締結した協約を見直すために委員会を設置することで合意した。


チリ:スト開始から20日後、政府代表とCUT、銅山労働者総連合(CTC)が合意に至り、コデルコの契約労働者は仕事に戻った。

スト終結をもたらした協約には、2008年に30万ドル(650米ドル)の前払金と50万ドル(1,086米ドル)の生産力向上奨励金を支払い、2つの委員会を設置するという条項が盛り込まれている。一方の委員会は、医療給付、賃金、教育および住宅に関して昨年請負業者と締結された協約を見直す。もう一方の委員会は、下請契約法の実施状況を調べる。

契約労働者がストを決行したのは、2007年に30日以上に及ぶ全国動員の結果取り決められた枠組み協約を、会社側が実施しなかったからである。


[2008年5月13日]