不安定労働反対行動に備える加盟組織
先週のIMF執行委員会で、9月、10月の不安定労働反対行動に向けて世界的規模で加盟組織を動員するための準備が重要議題に掲げられた。
日本:5月29〜30日に京都で開催されたIMF執行委員会で、9月、10月の不安定労働反対行動に向けて世界的規模で加盟組織を動員するための準備が重要議題に掲げられた。
会合参加者は、9月30日から10月7日にかけての不安定労働反対グローバル・アクション・ウィークに備えて、世界のさまざまな国・地域で計画されている多様な行動について報告した。
古賀伸明日本労働組合総連合会(連合)事務局長が参加者を歓迎し、日本で不安定労働者の大幅増に伴い、労働者の待遇格差が広がっている問題について話した。この問題は、アジアの経済成長と労働者の諸権利に関する安室憲一教授のプレゼンテーションでも、さらに強調された。
執行委員会は、グローバル・ユニオン・フェデレーションと国際労働組合運動の未来に関する討議資料も採択した。この資料は、グローバルな労働組合運動の強化に関するIMFの長期ビジョンを詳述している。
チュニジアFGME−UGTTのベルベリ・タハール書記長が、新しい執行委員として承認された。
[2008年6月2日] |