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世界労働大学が受講者募集中

労働組合活動家を対象に、ドイツと南アフリカ共和国、ブラジル、インドで実施される4つの修士プログラムの受講者が募集されている。


全世界:現在、世界労働大学(GLU)が実施する修士コースの受講者を募集中である。国際労働運動、いくつかの学術機関・財団および国際労働機関(ILO)が結成したGLUネットワークは、2008-2009年度に労働組合活動家向けに4つの労働研究プログラムを実施する。

各プログラムの期間は1年で、その内容は以下のとおりである。

●南アフリカ共和国のビトバーテルスラント大学で実施される「労働と開発、経済政策、グローバル化と労働」プログラム
●ブラジルのカンピナス州立大学で実施される「社会経済と労働」プログラム
●ドイツのカッセル大学とベルリン経済大学で実施される「労働政策とグローバル化」プログラム
●インドのタタ社会科学研究所で実施される「グローバル化と労働」プログラム

参加者は南アフリカかブラジルで1学期、ドイツで1学期、勉強することもできる。

発展途上国と移行経済からの応募者には、人数限定で奨学金が支給される。応募者が奨学金を申請するには労働組合の保証が必要である。この奨学金は、支援組合か別の出資機関が1,500ユーロを拠出することを条件に支給される。
女性の参加を強くお勧めする。関心のある労働組合活動家は、ぜひ応募していただきたい。2008/2009年度夏学期(ブラジルまたは南アフリカ)の応募の締め切りは、2008年9月1日である。詳しい情報と申込書は下記のGLUウェブサイトで入手可能:http://www.global-labour-university.org/



[2008年7月25日]