IMFニュース・ブリーフス

よりよい安定した仕事を目指して組織化


世界中の金属労働者が立ち上がって不安定労働の撤廃を要求する。


全世界:世界中でますます多くの労働者が、雇用不安や低賃金、不確実な未来に直面するようになっている。
9月30日から世界中で実施される動員週間に、IMFに加盟する金属労組は地方・全国レベルで一連の行動を起こし、不安定雇用の撤廃を要求する。
これらの行動には、ブルガリア、チェコ共和国、ドイツ、インド、イタリア、マレーシア、スペイン、スリランカ、トルコをはじめとする国々での情報キャンペーン、職場会合、企業経営陣との会合、大規模デモが含まれる。
IMF加盟組織10団体中9団体が、近年、不安定労働が広がっていると報告した。
「不安定労働の拡大を阻止するために、ともに行動を起こさなければならない」とマルチェロ・マレンタッキIMF書記長は述べた。「望ましい雇用の獲得が労働組合の目標だ。組合は世界中で動員・組織化し、よりよい安定した仕事を求めて交渉している」
世界中の金属労組が実施する行動に関する詳細情報や報告がIMFウェブサイトに掲載されている。IMFと加盟組織は10月7日、国際労働組合総連合(ITUC)および他のすべてのグローバル・ユニオン・フェデレーション(GUF)と協力して、グローバル・アクション・デーにも参加する。
「不安定労働は我々全てに影響する」は、不安定雇用の増加を阻止して労働者のために力と正義を取り戻すことを目指すグローバル・ユニオン・キャンペーンである。
不安定労働に対する労働組合の努力と動員週間の詳細については下記サイトを参照:www.imfmetal.org/precariouswork

[2008年9月29日]