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カナダの鉄鋼労働者がロンドンで抗議

ユナイトとUSWの組合員がポタシュ・コーポレーション前で「ワーカーズ・ユナイティング」として団結、同社に圧力をかけて交渉の席に戻らせ、合意に至ろうと努力した。


イギリス:イギリスの金属労組ユナイトは、9月23日にロンドンで開かれたポタシュ・コーポレーションの2008年アナリスト説明会の会場前でカナダUSW組合員とともに行動を起こし、同社に交渉の席に戻るよう強く促した。カナダのUSW組合員は8月からポタシュ・コープでストを実施している。
スト参加者は、同社が鉱物肥料カリウムの記録的な価格高騰によって手にした莫大な利益の公正な取り分を求めて闘っている。
鉄鋼労働者はリーフレットを配り、スト開始以降のポタシュ・コープの業績について概説するとともに、この争議に関する情報をアナリストや投資家に提供、説明会に出席したポタシュ・コープのビル・ドイル社長とウェイン・ブラウンリー副社長・最高財務責任者の責任を問うた。
USWとユナイトは7月2日、両組合の合併によりワーカーズ・ユナイティングを創設する計画を発表した。この組織は大西洋を越えたグローバル・ユニオンで、イギリス、アイルランド、アメリカ、カナダ、カリブ海のあらゆる産業部門の労働者300万人以上を代表する。



[2008年9月24日]