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『メタル・ワールド』が不安定労働者の組織化について報告

『メタル・ワールド』最新号は、インドネシアの輸出加工区における不安定労働者の組織化を特集し、金属部門のレバレッジド・バイアウトを取り上げ、ポーランド独立労組(連帯)のステファン・プシビシェフスキにインタビューしている。


全世界:インドネシアのバタム島にある警備の厳しい輸出加工区で、契約・外部委託労働者が組合に加入し、同僚を組織化するとともに、雇用規則を変更している。インドネシアの金属労組FSPMIとロメニックは、全国的なEPZ労働者組織化戦略を採用し、ほとんどの組合が挫折した場所で大成功を収めている。『メタル・ワールド』本号の特集「インドネシアにおける不安定労働者の組織化」は、ほとんど知られていないEPZ労働者の生活を知る手がかりを与え、世界中の組合が応用できる戦略を示している。
『メタル・ワールド』のスペシャル・レポート「金属部門のレバレッジド・バイアウト」は、プライベート・エクイティ・ファームがレバレッジド・バイアウトを利用し、しばしば労働者を犠牲にして手っ取り早く法外な利益を上げている中で、すでに市場のグローバル化に伴う機構改革の影響を受けている金属労働者が、それ以外にもいくつかの問題に直面している状況を詳しく分析している。
プロフィールに登場するポーランド独立労組(連帯)の古参組合員、ステファン・プシビシェフスキは、労働組合の闘争に精通している。このところ焦点を合わせているのは、常用雇用か臨時雇用かを問わず、すべての労働者の権利平等を確保するための闘いである。
『メタル・ワールド』には、IMFと世界中の加盟組織からのあらゆる最新ニュースと写真も掲載されている。
IMFウェブサイトでPDF英語版(ロシア語版と日本語版も続いて発行)をダウンロードすることができ、info@imfmetal.orgに申し込めば印刷版(英語)も入手できる

[2008年9月8日]