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ブラジルの労働者が雇用を守るために団結

第5回労働者階級行進にあたり、ブラジルの各ナショナルセンターは3万5,000人の労働者を集め、ブラジル議会の上下両院に金融危機と闘うための案を提出した。

ブラジル:第5回全国労働者階級行進と開発・雇用支援集会のために、3万5,000人のデモ参加者が首都ブラジリアの官庁通り沿いに結集した。

このデモはブラジルのナショナルセンター、「労働組合の力」、CUT、CTB、CGTB、UGTおよびNCSTが招集したもので、国会前で実施され、雇用保護と所得保証、それに国際金融危機の影響から労働者を保護する措置を要求した。

このデモは、最低賃金の引き上げ、ブラジルの石油備蓄と新しいエネルギー政策の擁護、それに(公共サービスにおける団体交渉に関する)条約第151号および(正当な理由のない雇用の終了を禁止する)第158号の批准も要求した。

行進は午前9時にマネ・ガヒンシャ・スポーツセンターの駐車場を出発、国会まで練り歩いた。デモ参加者は国会前でナショナルセンター主導の集会を開き、政党指導者も出席した。

各ナショナルセンターは上下両院議長に統一要求リストを提出した。この文書には、最低賃金の引き上げ、所得減税、降給なしの週労働時間の短縮など、危機と闘うための18の提案が盛り込まれていた。

午後には各省代表と一連の会合が開かれ、これは木曜日まで続いた。組合幹部はアルリンド・シナグリア下院議長およびガリバルディ・アウベス・フィリオ上院議長と会談し、労働運動の要求について議論した。

アートゥア・エンリケCUT会長は、今回の行進は成功だったと述べた。「この危機に際して、さまざまなナショナルセンターに属する全国の労働者を団結させたことは大きな成果だ。今回の行動はブラジルの労働者が闘う態勢を整えていることを示した」と同会長は述べた。

「労働組合の力」のパウロ・ペレイラ・ダシルバ(パウリーニョ)会長は次のように述べた。「私たちは労働者を動員・組織化し、労働者が解雇されそうな場合はストに入る」。会長は使用者に言及し、「利益を上げたければ投機ではなく生産に投資すべきだ」と付け加えた。


[2008年12月5日]