IMFニュース・ブリーフス
トルコの金属労働者が組合行動を理由に解雇

IMFはシンター・メタルに対し、労働組合権の侵害をやめて、不当に解雇された350人の労働者全員を復職させるよう要求した。


トルコ:トルコのドゥドゥル計画工業地帯にあるシンター・メタル・テクノロジーズの金属労働者は、組合活動を理由に不当解雇され、復職を要求している。

12月19日、シンター・メタル経営陣は誤った口実により、労働組合活動に関与する38人の労働者を解雇した。翌週の月曜日に、同社に雇用される労働者470人の過半数が、解雇された労働者と連帯して工場を占拠し、復職を要求した。これを受けて経営陣は、50人を除く労働者全員を解雇し、事業を閉鎖すると威嚇した。

12月23〜24日、警察が介入し、占拠中の解雇労働者を工場から強制退去させた。多くの労働者が工場の入り口にとどまり、復職と組合(ビルレシク・メタル・イス)によって代表される権利を要求している。

ビルレシク・メタル・イスはIMF加盟組織である。

マルチェロ・マレンタッキIMF書記長は同社宛の書簡で次のように述べた。「IMFはビルレシク・メタル・イスならびにシンター・メタル労働者とともに、御社が解雇された労働者全員を直ちに復職させ、これらの権利侵害をやめ、速やかに同労組と誠実な交渉に入って労働者の懸念を公正かつ公平な形で解消するよう要求します」

ビルレシク・メタル・イスはIMF加盟組織に、シンター・メタルに同様の書簡を送って労働者の復職と労働組合権侵害の停止を要求するよう頼んでいる。

書簡の送付は下記まで:
Sinter Metal Imalat Sanayi A.S
住所:Yukarri Dudullu Organize Sanayi Bolgesi, 1. Cad. No: 25
ファックス:0090 216 364 00 32
統括マネージャー:Olgun Tanberk
工場管理者:Sibel Borekci
生産管理者:Ilker Ozturk.

[2009年1月9日]