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アルセロール・ミッタル労働者が雇用削減に抗議

アルセロール・ミッタルの労働者は同社による株主利益の発表予定に先立って、2月10日をヨーロッパ全域での行動日と宣言した。


ヨーロッパ:2月10日に、労働者・組合の代表団が欧州金属労連(EMF)の本部からブリュッセルのアルセロール・ミッタル事務所まで行進し、雇用削減に抗議する。

アルセロール・ミッタルは、2008年第3四半期に80億ユーロの利益を計上したにもかかわらず、ヨーロッパ全体で6,000人の雇用を削減する計画を発表した。

組合側は、同社は危機的状況にあるわけではないと述べ、労働者と協議しなかったこと、グローバルな経済情勢を口実に不当な再建計画を実施しようとしていることについて会社側を批判している。

ベルギー、ドイツ、フランス、スペイン、ルクセンブルク、オランダ、イタリア、ルーマニア、ポーランド、チェコ共和国の労働者が代表団に加わる予定である。

組合はさまざまな形で働きかけ、雇用削減案に対処する欧州交渉基盤の創出について議論するために、アルセロール・ミッタル経営陣との緊急会合を要請する。

そのほかにも、ヨーロッパ全土の工場やアルセロール・ミッタル事務所で抗議活動が実施される。

この行動日にはIMF加盟組織も参加する。

[2009年2月4日]