IMFニュース・ブリーフス
IMFサマースクールが受講者募集

イタリアのトリノとスイスのジュネーブでサマースクールが開かれる。


ジュネーブ:IMFは加盟組織に、2009年6月28日から7月9日にかけて、イタリアのトリノにあるILO研修センターとスイスのジュネーブで開催されるIMFサマースクールの参加者を推薦するよう勧めている。

サマースクールの目的は、IMF加盟組織の新進指導者が、世界的規模で組合が直面している難題に精通し、この知識を利用して各国で組合を強化できるよう準備させることだ。加盟組織はサマースクール参加を通して、グローバル化に対応して国際労働組合連帯を構築する能力を強化する。

この2週間に取り上げるテーマは以下のとおり。

●グローバル化
●国際連帯
●国際労働機関
●世界貿易機関
●労働組合と他の社会運動
●IMF活動

加盟組織は、組合で上記の問題に関連する任務を担当する新進の若い(できれば40歳以下)幹部や国際書記、教育担当者、オルグを推薦するよう求められている。IMFは女性からのサマースクール参加申し込みを積極的に奨励している。

サマースクールの授業は英語で行われる。参加者は英語を徹底的に習得していなくてもよいが、簡単に理解して話せることが望ましい。

コース受講者数は15人に制限されるため、応募者全員を受け入れることはできないかもしれない。選抜は上記の基準に従い、地域別・部門別比率に基づいて行われる。参加者は準備作業をしたうえで発表を行い、サマースクール終了後に所属組合に折り返し報告することを求められる。

応募用紙に必要事項を記入し、2009年4月30日までにIMFに返送しなければならない。

詳しくはマグヌス・パルムグレンIMF教育担当部長(MPalmgren@imfmetal.org)まで。

[2009年3月16日]