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メキシコ鉱山労組の指導者が逮捕状に対する差止命令を獲得 メキシコシティー連邦地方裁判所判事による委員会は、ナポレオン・ゴメス・ウルティアに身柄引き渡しに対する法的保護を与え、メキシコ鉱山労組は大きな勝利を得た。 メキシコ:メキシコシティー連邦地方裁判所の決定により、IMF加盟組織である鉱山・金属・関連全国労組(SNTMMSRM)の指導者ナポレオン・ゴメス・ウルティアに対する逮捕状とメキシコ政府の身柄引き渡し要求は無効になった。 ゴメスは殺害の脅迫を受けたのち、家族とともにカナダで亡命生活を送っている。 民主的に選出されたSNTMMSRM書記長であるゴメスは、2006年に強制的に解任された。 ゴメスは、65人の鉱山労働者(その多くがSNTMMSRM組合員)が死亡したパスタ・デ・コンチョスの悲惨な鉱山事故を受けて、メキシコ政府と鉱山会社グルーポ・メヒコを非難した。 メキシコ政府とグルーポ・メヒコは、ゴメスと鉱山労組、その組合員に対する嫌がらせを続けている。 グルーポ・メヒコは、鉱山労組の組合員とその家族への身体的暴行や誘拐、殺害に関与している。 IMFは2006年に国際労働機関に提訴し、違法に組合活動に介入したり、組合資産を没収したり、組合選出ポストに政府が選んだ人物を押しつけたりするといった条約第87号違反で、メキシコ政府を非難した。 世界中のIMF加盟組織が、抗議文キャンペーン、世論の圧力、デモによってメキシコの同志に連帯を表明している。 「ナポレオン・ゴメスに対する継続的な法的・個人的迫害を終わらせなければならない」と、全米鉄鋼労組のケン・ニューマン・カナダ全国会長は述べた。 USWは、ゴメス夫妻が就業許可証を確保し、カナダにとどまれるようにするために援助している。 メキシコの検事総長は今もゴメスをしつこく追い回しており、公判を別の地区に移そうとしている。 [2009年4月2日] |