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インドの自動車労働者が現代でスト 現代自動車インド法人(HMIL)の労働者は、甚だしい労働組合権侵害と同社による労使交渉拒否に抗議して、スト4日目に入った。 インド:インドのチェンナイにある現代自動車インド法人(HMIL)の経営陣が、現代自動車インド従業員組合(HMIEU)との協約要求に関する交渉を拒否したため、4月20日、1,300人を超える労働者が無期限ストに入った。 同社は、工場の唯一の登録済み組合であるHMIEUと交渉しない立場を明確にし、その代わりに会社が任命した職場委員会と協約を結ぶよう圧力をかけている。副労働委員(DLC)による3回の調停でHMILが組合との交渉拒否を表明し、調停が不調に終わったのち、労働者はストに入った。 約3,000人の不安定労働者を雇用する現代自動車インドは、同工場で権利を侵害した過去がある。同社は先ごろ約600人の労働者の雇用契約を打ち切ったが、そのうち何人かはほぼ4年間にわたって同工場で働いており、常用従業員の身分を得る直前だった。 2007年7月以降、HMIEU結成に対する報復として、組合指導者や組合員、支持者が解雇・停職・転勤の標的にされ、労働者は組合加入を理由に経営側から幅広い脅迫や嫌がらせ、威嚇を受けている。現在までに65人の労働者が組合活動を理由に解雇され、さらに34人が解雇されようとしている。 正社員合計1,500人のうち約1,200人と大勢の不安定労働者がストを支持している。 要求憲章の中で、労働者は以下を要求している。 ●組合承認と労働協約 ●すべての労働者の平等な待遇 ●会社側の経済危機対策の結果解雇されたか、常用従業員の身分を与えないようにするために解雇された不安定労働者全員の復職 ●不当な解雇・転勤・停職の対象となった組合員・役員の復職と、組合員・役員に対する係争中のすべての訴えの取り下げ 2009年3月、IMFと韓国金属労組が主催した国際現代・起亜労働者ネットワーク会合で、HMIEUの努力を支持してHMILにおける労働組合権の侵害の停止を求める決議が可決された。 [2009年4月24日] |