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巨大コンピューター会社が新たなオフショアリング傾向を推進

報告によると、IBMはレイオフされた労働者が低コスト諸国に移された仕事に応募できるようにする予定であり、懸念が広がっている。


全世界:オフショアリングの結果解雇されたIBM労働者は、作業の移転先の国で仕事に応募できるようになるが、賃金・労働条件は低コスト国の基準に従って悪くなる。

オンライン・レポートによると、プロジェクト・マッチ・プログラムはレイオフされたアメリカおよびカナダの労働者に、インド、ブラジル、中国のような国々に移住して現地の条件で働く機会を提供する。

アメリカのIMF加盟組織CWAの一部門であるAlliance@IBMによると、この申し出を受け入れた従業員は、本国を離れて現地の基準に従う大幅に低い賃金で働く必要があり、おそらく帰国の費用を貯めるのにも苦労することになるだろう。

「この傾向が他の部門や産業に広がれば、労働者はますます賃金・労働条件を維持しにくくなるだろう」と、IMFのロベルト・シュタイエルトICT産業担当部長は述べた。

「雇用は企業利潤のために犠牲にしてならず、常に最初にあった国で維持すべきだ」

今年後半のIMFとグローバル・ユニオン・フェデレーションUNIとの合同会合で、プロジェクト・マッチも含めたオフショアリング問題について議論する。


[2009年4月22日]