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パスタ・デ・コンチョスで労働者が強制退去

警察官と会社の保安要員が鉱山に立ち入り、グルーポ・メヒコが実業家のロゲリオ・モンテマヨールに売却したと言われている選炭工場を差し押さえた。鉱山労組は、この警察の行動を「合法性への攻撃」と表現した。

メキシコ:コアウイラ州軍とグルーポ・メヒコに雇われた保安要員とが7月31日(金)、パスタ・デ・コンチョス鉱山から労働者を暴力的に退去させた。その目的は、元メキシコ石油公団総裁ロゲリオ・モンテマヨール・セギとその息子ロゲリオ・モンテマヨール・ガルシアが所有するトランスポルテス・シグナム社が、グルーポ・メヒコとインダストリアル・ミネラ・メヒコ(IMMSA)が同社に売却したと見られる選炭工場を占有できるようにすることだった。

ナポレオン・ゴメス・ウルティア率いるメキシコ鉱山労組と、2006年2月19日から埋もれたままの遺体をまだ収容することができないパスタ・デ・コンチョス災害の犠牲者の遺族にとって、これはさらなる一撃であり、合法性への攻撃である。

襲撃を防ごうとしたが抵抗できなかったパスタ・デ・コンチョスの未亡人たちは公式声明を発表し、暴力を非難するとともに、「この行動が起こされたのは、身内の遺体が埋もれている可能性のある場所に遺族が近づいていることを同社(IMMSA)が知っているからだ」と述べた。

鉱山労組の内務・外務・記録担当書記のセルジオ・ベルトラン・レイエスは、次のように主張した。「グルーポ・メヒコが所有するインダストリアル・ミネラ・メヒコから選炭工場を購入したと見られる買い手は、自分たちが工場の新しい所有者であることを証明する文書を示すことができず、亡くなった鉱山労働者の遺族への法定の通知もなかった。さらに2007年11月には経済大臣が、一時的にではあるがグルーポ・メヒコの石炭鉱床開発権を取り消した。したがって、この行動は違法であった」

鉱山労組は、警察を撤退させて合法性を回復するよう要求している。IMF地域事務所は、7月31日に起こった暴力的な強制退去を非難し、鉱山労組とパスタ・デ・コンチョスの犠牲者の遺族による要求・行動を支持している。


[2009年8月4日――バレスカ・ソリス]