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IMFとEMFのコミュニケーション担当者がグローバル・ユニオンのキャンペーンをめぐり討議へ


フランクフルトで開かれる第1回EMF-IMF合同コミュニケーション担当者フォーラムに世界各地から組合コミュニケーション担当者が集まり、組合キャンペーン、革新的なコミュニケーション戦略、ニューメディア技術について議論する。


全世界:欧州金属労連とIMFはIGメタルの援助により、11月17〜18日にフランクフルト(ドイツ)で第1回EMF-IMF合同コミュニケーション担当者フォーラムを開催する。この2日間に、IMFとEMFの加盟組織を代表する組合コミュニケーション専門家が、組合キャンペーンについて議論するとともに、ニューメディア技術を比較し、効果的なコミュニケーション担当者のネットワークを構築する。

このフォーラムの主な焦点は、労働組合が組合構築と組織化の両方を達成し、気候変動や不安定労働の蔓延といった問題に関して突破口を開くうえで役立つ、ニューメディア技術やウェブ・ベースのキャンペーン・ツールである。参加者は、金属労組がFaceBook、YouTube、Flickrなどをうまく利用している実例について議論する。

欧州金属労連とIMFはともに、金属労働者の利益を保護して加盟組織向けのコミュニケーション方法を改善するために、ぜひとも協力する必要があると考えている。このフォーラムは、共同グローバル・キャンペーンを改善する役目を果たし、グローバル化やアウトソーシングの拡大、社会的保護や労働権の削減、不安定労働の増加、気候変動の影響に組合が抵抗するうえで役立つ。

前回のIMFコミュニケーション担当者フォーラムは2007年にジュネーブで開かれ、徹底的に議論するとともに、連帯キャンペーンの実例を示した。その後、トルコのシンター・メタル労働者やメキシコの鉱山労働者を支援するキャンペーンや、2008年の不安定労働に対抗するキャンペーンなど、EMF-IMF共同連帯行動がいくつか実施された。

詳しくはアレックス・イワーノウ(aivanou@imfmetal.org)まで。

[2009年8月26日――アレックス・イワーノウ]