| IMFニュース・ブリーフス |
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| IGメタルが安定した雇用への復帰を要求 IGメタルは政府に対し、安定した雇用慣行への復帰と派遣労働の悪用の中止を確保するよう要求した。 ドイツ：IGメタルは8月19日、政治指導者に対し、景気が回復する中で安定した正規雇用を優先するとともに、派遣労働の利用を制限して同一労働同一賃金を基準にするよう確保することを要求した。 同労組の要求は、同じ日に発表された研究の結果でも裏付けられた。この研究によると、企業はビジネス・リスクを労働者に転嫁するために、ますます派遣労働を利用するようになっている。 この研究「派遣労働の利用における変化」は、イェーナのフリードリヒ・シラー大学が実施したもので、企業がどのように派遣労働を利用しているか、それは労働者にとって何を意味するかを調べた。研究の結果、企業は長期雇用のコストに伴うビジネス・リスクを転嫁する方法として、また正社員の雇用保障を脅かすおそれのある手段として、より戦略的に派遣労働の利用を増やしていることが分かった。 IGメタル副会長のデトレフ・ウェッツェルと調査チーム責任者のクラウス・ドーアはともに、派遣労働の利用は次の景気上昇期にさらに増加する可能性があると警告した。 「今こそ派遣労働者のためにより良い条件を生み出すべきときだ」とウェッツェルは述べた。「私たちは派遣労働の利用を制限するよう要求している。そして、これを確保する最善の方法は同一労働同一賃金の原則を基準とし、それによって派遣労働者の雇用条件も改善することだ」とウェッツェルは述べた。 ウェッツェルは、派遣労働者に関して共同決定権の強化も要求し、「IGメタルは当組合が締結する労働協約で、この問題を引き続き取り上げていく」と述べた。 同じ日に連邦統計局が発表した数字によると、ドイツでは過去10年間に、安定した正規の仕事に就き、社会的給付を与えられ、労働時間が週20時間を超える人の数が減少している。2008年には全就業者の66％が正規雇用に就いていたが、この割合は10年前には72.6％であった。 この研究の詳細とコピー（ドイツ語）については下記サイトを参照： ［2009年8月21日――アニタ・ガードナー］ |