IMFニュース・ブリーフス
独フォルクスワーゲンで新労働協約締結

協約には4.2%の賃上げと710ユーロの一時金が盛り込まれている。

ドイツ:4回目の団体交渉で、フォルクスワーゲン工場(ウォルフスブルク、ハノーバー、エムデン、ブルンスウィック、ザルツギッター、カッセル)の従業員9万5,000人を対象とする新しい労働協約が締結された。

この協約によると、従業員は2010年1月から賃金が4.2%上がる。加えて、710ユーロの一時金についても合意した。2009年10月に510ユーロ、2010年2月に残りの200ユーロが支払われる。

2011年から、約100ユーロの生産力向上奨励金が導入される。

退職間近の労働者を対象とするパートタイム労働プログラムは継続される。見習プログラムと見習工の受け入れについても合意されている。

協約期間は18カ月である。

[2009年10月6日――アニタ・ガードナー]