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IMFとEMF、トルコの金属労働者への財政的連帯を要求

世界中の金属労働者は、2008年12月から復職を求めて闘っているシンター・メタル労働者350人の支援基金への寄付を求められている。

トルコ:トルコのシンター・メタル労働者約350人を取り巻く状況が深刻化している。これらの労働者は、IMFと欧州金属労連の加盟組織ビルレシク・メタル・イスへの加入を理由に解雇されたあと、2008年12月から復職を求めて闘っている。

労働者たちは1年近くにわたって会社前で辛抱強く活動してきた。失業保険と医療給付は6月で切れ、多くの家族が手芸品や小物を売って糊口をしのいでいる。

この闘いは、組合の組織化を試みる労働者が、あまりにも頻繁に不当解雇や虐待、暴力による報復に直面しているトルコで、多くの労働組合の闘いを象徴している。ビルレシク・メタル・イスは、シンター・メタル事件を優先課題に掲げている。これは過去20年間にトルコの大規模なドゥドゥル組織工業地帯で発生した最大の労使紛争だからだ。シンター・メタルでの勝利は、トルコのすべての労働者にとっての勝利になる。

IMFとEMFは、ともにこの重要かつ戦略的な闘いに寄付している。この財政援助は闘争の継続に役立ち、12月から失業しているビルレシク・メタル・イス組合員350人の生活費の不安をある程度は取り除くだろう。この努力に寄付する機会を組合員や労働運動家に提供するために、IMFはIMFウェブサイトにペイパル・アカウントを開設し、オンラインで少額の寄付を受け付けている。大口の寄付金(200米ドル以上)の場合は、ペイパルではサービス料がかかるので、ビルレシク・メタル・イスに直接送金のこと。

ビルレシク・メタル・イスの銀行口座:

SWIFT CODE: TCZBTR2A
IBAN NO: TR88000100 1794 516414335002
Ziraat Bankas?
Dudullu Organize Sanayi ?b.
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2009年3月の共同連帯キャンペーン開始以来、IMFとEMFはシンター・メタルに対し、不当に解雇された労働者を直ちに復職させ、労働基本権の侵害をやめ、組合と交渉に入るよう繰り返し要求してきた。

キャンペーン情報については下記サイトを参照:www.imfmetal.org/SinterMetal

[2009年11月3日――クリスティン・ピーター]