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組合がEU−コロンビア自由貿易協定案に反対して聴聞会を開催 ヨーロッパの労働組合は、コロンビアの労働組合員に対する残虐行為を強調し、EU−コロンビア貿易協定が及ぼすおそれのある悪影響について議論した。 ベルギー:12月9日に欧州議会で開かれた特別聴聞会で、ヨーロッパ全域から集まった労働組合は、数人の欧州議会議員とともに、EU−コロンビア自由貿易協定に明確に反対を唱えた。 聴聞会の司会を務めたイギリスのリチャード・ハウイット議員は、「コロンビアは労働組合員にとって世界で最も危険な場所だ」と述べた。その他の発言者は、コロンビアの総連合CUTの指導者、欧州労働組合連合(ETUC)指導者のジョン・モンクス、コロンビアの上院議員ホルヘ・ロブレド、それに殺害されたコロンビアの組合指導者の娘であり、自らも労働組合員殺害犯を裁きにかけるための活動で先ごろAFL-CIO人権賞を贈られたイェシカ・オヨスだった。 コロンビアの労働組合は、国際労働組合総連合、ETUC、IMFおよび多くのIMF加盟組織と同様に、EU−コロンビア貿易協定への反対を表明している。 貿易協定への反対者が主張するように、そのような協定の実現を許せば、ウリベ政権がコロンビア市民の最も基本的な人権を保護していない中で、ウリベ大統領の統治・政策を政治的に保証することになる。したがって、米加両国議会は先ごろ、このような懸念を理由に同様の協定を阻止し、ノルウェー議会もコロンビアとのEFTA協定案の批准を拒否した。 この聴聞会は、連合グループのジャスティス・フォー・コロンビアが、ETUC、労働組合会議(TUC)、アイルランド労働組合会議(ICTU)、IMF加盟組織ユナイト・ザ・ユニオンなどと協力して開催した。 [2009年12月14日――クリスティン・ピーター] |