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ヨーロッパの自動車労組、バレオにKMWUとの交渉を要求 欧州金属労連(EMF)自動車委員会は韓国の労働者と連帯して、フランス系自動車部品メーカーのバレオに対し、韓国工場の閉鎖をめぐり組合と交渉に入るよう要求した。 ヨーロッパ: ヨーロッパの自動車製造13カ国の組合代議員50人以上が、フランス系多国籍自動車部品メーカーのバレオに対し、バレオ労働者を代表する韓国の組合と直ちに交渉を始めるよう要求した。2010年5月11〜12日にスペインのセビーリャで開かれた欧州金属労連自動車委員会の会合で、ヨーロッパの主要自動車部門組合の代議員は、韓国で発生した争議を交渉で解決せよとの韓国の組合による要求を支持する動議を採択した。 バレオはチョナン工場の閉鎖について、生産停止の当日に韓国金属労組(KMWU)に電話で通知し、事前協議もなければ工場の閉鎖に関する情報も提供されなかった。その日以来、韓国の労働者は工場を占拠し、機械の手入れをしながら経営側が戻ってくるのを待っている。KMWUは対話に前向きな姿勢を見せ、自動車部門担当のKMWU全国副会長を含む労働者の代表団をフランスに派遣し、バレオ・グループとの交渉に応じられるようにした。そして、この多国籍企業に対し、労働組合を尊重して誠実な対話に入るよう要求している。 ヨーロッパの主要自動車労組が採択した動議は、「労働者の生活に影響を与える重要な決定にあたって、そのように極端な形で労働組合を排除することは容認されない」という明確なメッセージを送っている。IMFはKMWUならびにEMFと協力しながら、バレオの韓国事業で労働者の権利の確保に取り組んでいる。 関連リンク: Situation Outline Provided by KMWU (pdf) List of Trade Unions in the EMF Automotive Committee (pdf) EMF Automotive Committee on Valeo South Korea (pdf) Leaflet on Valeo (pdf) [2010年5月19日――チョン・ヘウォン]
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