IMFニュース・ブリーフス

メキシコで労働組合の連帯構築に向けて「ティーチイン」を組織

ICEMはIMFおよびUNIとともに、6月20日にカナダのトロントでメキシコ「ティーチイン」を開催し、メキシコの民主的労働組合との連帯と各組合による闘争への理解を深める。

メキシコ/カナダIMFとUNIグローバルユニオンは、国際化学エネルギー鉱山一般労連(ICEM)と北米の組合――カナダ通信エネルギー製紙(CEP)労組、全米鉄鋼労組(USW)――ならびにメキシコ連帯センターとともに、メキシコの民主的労働組合との連帯と各組合による闘争への理解を深めるために、トロントでティーチインを実施する。このティーチインは、G8・G20サミットをめぐるピープルズ・フォーラムの一環として6月20日に開催される自由参加の行事である。 このフォーラムは「メキシコの民主的労働運動との連帯構築に関する会議」と銘打って行われ、その目的は、フェリペ・カルデロン・メキシコ大統領が先ごろカナダ議会を訪れ、メキシコ政府が反組合的な戦略を取り続ける中で、メキシコ、カナダ両国で影響を及ぼすことである。 さまざまな部門からメキシコの組合幹部が集まり、次の4つの議題項目に基づき、弾圧の経験やディーセント・ワークを求める闘いについて報告し合う。すなわち、労働運動の危機の法的・政治的枠組み、危機にあるメキシコの労働運動、危機に対応した組織化戦略、危機に対応した連帯戦略である。 開催場所は89 Chestnut St., Chestnut Residence Hotel, University of Toronto, 2nd floorで、登録開始は午前8時30分。詳しくはmbeauregard@cep.caまで。

関連リンク:
Mexico Teach-In Poster - June 20, 2010 (pdf)
Mexico Teach-in Agenda (pdf)


[2010年6月3日――アニタ・ガードナー]