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PSAプジョーシトロエンで世界従業員代表委員会を設置 実施から4年を経て、PSAプジョーシトロエン・グループとの国際枠組み協約が更新・拡大された。 2010年5月20日にパリで締結された新しい協約は、PSAプジョーシトロエンによる中核的国際労働基準へのコミットメントを強化し、グループの要件を取引先に拡張することを強調している。加えて、環境保護と持続可能な開発に対する新たなコミットメントを組み込んでいる。協約の主な改善点は以下のとおり。 ●労働安全衛生に関する条項を強化 ●労働者がどのような契約上の取り決めに基づいて雇用されているかにかかわらず、同一労働同一賃金の原則を適用 ●環境保護を促進して温室効果ガス排出削減に関与 ●監視プロセスの一環として実施される監査に労働組合が関与 ●協約の実施状況をフォローアップするために世界従業員代表委員会を設置 この委員会は2010年6月後半に初会合を開く予定であり、EWCメンバーに加えてブラジルとアルゼンチンのPSA子会社の組合代表も参加する。 ユルキ・ライナIMF書記長はグループの国際的発展を考慮して、2006年協約の改善、特に世界従業員代表委員会の設置を歓迎し、こう付け加えた。「この新しい協約は、PSAプジョーシトロエンならびに同社のサプライヤー・下請業者で、持続可能な労使関係と適正な労働条件を促進するために上可欠な手段だ《 PSAプジョーシトロエン・グループは160カ国以上に進出しており、中国、ラテンアメリカ、ロシアで国際的な事業展開に力を入れている。2010年4月、同グループはロシアのカルガに新しい自動車組立工場を開設した。この工場はPSAプジョーシトロエンが70%、三菱自動車が30%を所有し、フル稼働する2012年には約3,000人の労働者を雇用すると予想される。PSAプジョーシトロエンは中国で東風と合弁事業を設立しており、中国長安自動車グループとも合弁事業設立について同意書を交わしたばかりである。PSAプジョーシトロエンは全世界で約18万7,000人を雇用している。 この枠組み協約の更新は、「現存協約を強化する機会と、協約の内容を改善していくために最適な選択肢・手段を確認する《ようIMFに要求しているIMFアクション・プログラム2009-2013に沿っている。 関連リンク: Details of the previous agreement Joint press release on the PSA agreement (pdf) 協約原本: Deutsch Français English Español IMFが署吊したIFA: Indesit (previously Merloni) Volkswagen DaimlerChrysler Leoni GEA SKF Rheinmetall Bosch Prym Renault BMW EADS Röchling Arcelor PSA Peugeot Citroën Brunel Umicore Vallourec Aker The power of Framework Agreements [2010年5月25日――アンヌ=マリー・ミューロー]
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