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年次ジュネーブ労働映画祭で労働者の懸念を表明 第4回ジュネーブ短編労働映画祭で、労働者の権利と尊厳を求めて厳しい闘いを主導する労働者・労働組合の姿が紹介された。 マリオン・ヘルマン国際建設林産労連(BWI)書記次長が映画祭の開会の辞を述べ、観客を歓迎した。同書記次長は今年のプログラムについて次のように述べた。「これらの映画は、主流メディアがしばしば無視している物語、平等を求めて闘う労働者、企業欲や腐敗に対抗して結集する労働者、自分たちと社会全体のために民主主義を守り、より良い未来を構築しようとする労働者の物語を取り上げている」 労働組合員が大半を占める映画祭訪問者の反応は肯定的なものだった。UNIグローバルユニオン・シンガポール地域事務所のジャヤスリ・プリヤラルが自身初のジュネーブ労働映画祭参加に触れ、「いい経験だった。各国で知られていない非常に多くの事件を明るみに出す方法について、多くのアイデアが得られることは間違いない。ここはそのような事件を紹介する絶好の場所だ」 国際食品労連(IUF)のキリル・ブケトフが、「これは素晴らしい行事であり、多大な努力が傾注されているが、それだけの価値がある」と述べた。 今年の映画祭は、グローバル・ユニオン・フェデレーション11団体と国際労働組合総連合、グローバル・ユニオン協議会の支援を受けて組織された。若干の例外はあるものの、上映作品には英語とフランス語の字幕がつけられ、2カ国語で映画を鑑賞できるようにした。 映画祭のプログラムと全作品(『かごの中の鳥のように』を除く)は、間もなく公式の労働映画祭ウェブサイト(http://www.labourfilmshorts.org/)に掲載される。 [2010年6月17日――アレックス・イワーノウ]
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