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GLU修士コースの申し込み期限が迫る

世界労働大学(GLU)は労働組合員や労働運動家に、ヨハネスブルグのビトバーテルスラント大学で開かれる労働とグローバル化に関する修士プログラムへの申し込みを促している。このプログラムは労働と開発に特に焦点を当てており、提出締め切りは2010年7月31日である。

南アフリカ労働、開発、経済政策およびグローバル化に関するGLU修士プログラムの目的は、持続可能な開発の文脈で労働者の生活と社会全体を改善する政策提案に関与するために、労働組合の能力を高めることである。

GLUは南アフリカ労働組合会議(COSATU)と協力しながら、組織労働者がアパルトヘイト廃止に決定的に貢献し、社会運動としての労働組合主義が民主主義や社会的対話の礎石となっている国で、学生が労働組織に関与するまたとない機会を提供している。

GLUは大学、国際・全国労働組合、市民社会組織および国際労働機関(ILO)から成るネットワークで、労働組合員や労働運動家、専門家向けに大学院レベルのプログラムを提供している。このグローバルな連携は、さまざまな学術的・実際的専門知識を学生に与える。

2011年のコースへの参加を希望する労働組合員は、2010年7月31日までに申し込むこと。コースは英語で行われる。プログラムに関する詳細な情報と申込書はhttp://www.global-labour-university.org/で入手可能。

ILO労働者活動局とそのプロジェクト・パートナーは、発展途上国や移行経済からの応募者に人数限定の奨学金を支給する。応募者が奨学金を申請するには労働組合の保証が必要である。

[2010年7月14日――チェリッセ・フレドリクス]