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南アフリカで自動車労働者が無期限スト IMF加盟組織NUMSAは南アフリカの自動車産業で無期限の争議行為に入った。このストは自動車会社7社に影響を与えている。 組合側の要求は以下のとおり。 ●南アフリカの自動車メーカーを代表する自動車製造業使用者組織(AMEO)はわずか7%の賃上げを提案しているが、そうではなく15%引き上げること。 ●持続的に雇用される短期契約労働者について、就業から3カ月を超えれば常用雇用並みの給付を支給すること。 ●人材斡旋会社の利用をやめること。 ●レイオフ手当を最大倍額に引き上げること。 ●月曜日から金曜日までの労働時間を1日8時間に短縮すること。 ●6カ月の有給出産休暇を導入すること。 NUMSAは新しい労働協約をめぐり自動車メーカー各社と2カ月以上にわたって交渉したのち、全国ストを決行した。2007年に締結されて2010年6月30日に失効した旧協約は、危機とその後の高度インフレを予期していなかった。そのためNUMSAは、2010年8月6日に発表された声明の中で、同労組の要求は控え目なものであり、「危機の結果被った損失の回復」が主な目的だとの考えを示している。 「一般に、自動車産業は我が国の経済を牽引する製造業部門であり、国内総生産(GDP)に最も大きく寄与している。この産業は南アフリカ経済の戦略的な柱だ。経済・雇用面における自動車産業の貢献は、新車生産にとどまらず、小型・中型・大型・超大型商用車や乗用車にも及んでいる」とNUMSAは述べている。 「自動車製造業の相乗効果は、車両・関連部品販売、金融・保険、整備・修理、燃料・オイル販売、塗料、部品、タイヤ、ガラス、皮革、繊維、ゴム、プラスチック、鉄鋼生産、輸送全般に広がっている」とNUMSAは考えている。 NUMSAはタイヤ産業でも賃金・労働条件をめぐって交渉しているが、さらに6,000人の労働者を巻き込む可能性のあるストの決行は見合わせた。 関連リンク: NUMSA statement on the auto strike action on 6 August 2010 (pdf) [2010年8月12日――アレックス・イワーノウ]
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