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組合がカナダにアジアでのアスベスト廃棄の中止を要求 アジアにおけるアスベスト使用禁止を目指すキャンペーンが、2010年8月2〜4日にジャカルタで開かれた国際建設林業労働組合連盟の地域会議で一歩前進した。この会議にはオーストラリア製造労組がIMFを代表して参加した。 アジア: アスベスト禁止キャンペーンに関する国際建設林業労働組合連盟(BWI)東南アジア地域会議はカナダ政府に対し、アジアへの白石綿輸出の中止を要求した。ケベック州政府は、向こう25〜50年間に発展途上国に年間20万トンのアスベストを輸出する予定の新しいジェフリー地下鉱山が操業を開始できるように、融資保証を与える準備をしている。 オーストラリア製造労組がIMF代表として参加したこの地域会議で、東南アジア地域のBWI加盟組合は、域内でアスベスト使用を禁止するためのキャンペーンにおいて国別行動計画の実施を約束した。先進工業国がアスベスト使用を禁止しているため、カナダとロシアのアスベスト産業はインド、タイ、インドネシアのような国々に、この致命的な製品の販路を広げている。 会議では、BWI加盟組織による行動計画の立案を援助するために、BWIグローバルOHSプログラム責任者のフィオナ・ムーリー、石綿対策全国連絡会議の古谷杉郎、韓国アスベスト禁止ネットワークのチェ・イェヨン、ベトナム国立労働保護研究所(NILP)所長のレ・バン・トリン教授が発言した。フィオナは加盟組織に、アスベスト関連疾患撲滅に向けた国家プログラム策定のためのILO/WHO合同アウトラインを利用するよう勧めた。 このILO/WHOアウトラインは、アスベスト関連疾患を撲滅し、これ以上の被曝を防止するとともに、すでに被曝している人々を管理するために、政府や職場が採用する必要のある措置を明示している。 AMWUが、アスベスト禁止への険しい道、成功を収めたジェームズ・ハーディー・キャンペーンについて、また、不十分な廃棄物処理による家庭、職場、そして残念ながら環境におけるアスベスト使用汚染の遺産を管理するために、オーストラリアの職場で講じなければならない措置について報告した。 会議で発表したすべての人々が、以下のILO/WHO声明を支持した。「温石綿についても角閃石石綿についても発癌性の最低基準があるという証拠はなく、被曝レベルが非常に低い人々の間でも発癌リスクの上昇が観察されており、アスベスト関連疾患を撲滅する最も効率的な方法は、あらゆる種類のアスベストの使用をやめることである」 関連リンク: Previous news story: Calling for an asbestos-free Australia ILO/WHO Outline for the Development of National Programmes for Elimination of Asbestos-Related Diseases (pdf) アスベストに関するAMWU資料: AMWU presentation on building alliances for banning asbestos (pdf) AMWU presentation on banning asbetsos in Australia (pdf) AMWU presentation on controlling exposure to Asbestos (pdf) AMWU presentation on Asbestos compensation (pdf) [2010年8月12日――アニタ・ガードナー]
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