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IMFがITFメキシコ大会に出席

IMFは国際運輸労連大会に出席し、メキシコ鉱山労組を取り巻く状況に代議員の注意を促した。

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メキシコ1,000人を超える参加者を集めて、8月5日から12日までメキシコシティーで国際運輸労連(ITF)の世界大会が開かれている。ITFがラテンアメリカで大会を開催したのは今回が初めてである。 向こう4年間のITF方針を決定し、会長、副会長、書記長および執行委員会を選出する大会は8月5日の朝に開会、ランドル・ハワードITF会長が、全国鉱山労組(SNTMMSRM)、電気技術労組および教員組合に対するメキシコ政府の反労働組合的な態度を批判した。同会長は、環境保護のために公共交通機関を促進することの必要性、貧困削減に向けて開発プログラムを実施することの必要性、他のグローバル・ユニオン・フェデレーション(GUF)との共同キャンペーンの重要性を強調した。

デビッド・コックロフトITF書記長が、社会的公正を促進するとともに、労働者の権利を促進するグローバルな手段としてITFを利用する必要がある、と強調した。

この大会には、IMF代表も他のグローバル・フェデレーションの代表とともに出席している。IMFラテンアメリカ・カリブ海地域代表のホルヘ・アルメイダが、ITF会長・書記長、全米トラック運転手組合代表およびメキシコ運輸労組のベニト・バヘナといっしょに記者会見に参加した。

この記者会見でホルヘ・アルメイダは、ユルキ・ライナIMF書記長に代わって出席者に挨拶し、IMFを大会に招待してくれたことをITFに感謝した。アルメイダは鉱山労組を取り巻く状況について話し、8月6日(金)の午後に開かれる労働組合権に関するシンポジウムに参加するよう促した。このシンポジウムでアルメイダは、鉱山労組と電気技術労組の状況について議論し、特に両組合の指導者との関連で政府とグルーポ・メヒコの反労働組合的な態度を強調する予定である。

IMF代表のほかに、ICEM代表のジョー・ドレクスラーも大会に出席した。

IMFはSNTMMSRMとの連帯を改めて表明し、以下を含めて同労組に対する迫害をやめるよう要求した。

●交渉と対話によって争議(特にカナネア、ソンブレレテ、タスコでの3件の勇敢なストライキ)を解決すること。
●フアン・リナレス・モントゥファル一般自警・司法協議会議長を直ちに釈放すること。
●ナポレオン・ゴメス・ウルティア鉱山労組書記長に対する不法な迫害をやめること。
●政府の命令で組合の銀行口座から不法に没収された労働組合資金を返還すること。
●パスタ・デ・コンチョス、ラサロ・カルデナス、ナコサリおよびフレスニヨの鉱山労働者に対する犯罪の責任者を処罰すること。


[2010年8月6日――バレスカ・ソリス]