金属労協／JCM : IMFニュース・ブリーフス

IMFニュース・ブリーフス
ジョンソン・コントロールズ労働者に対する攻撃が再発 8月16日にメキシコ・プエブラのジョンソン・コントロールズ・インテリア工場で組合幹部・組合員に激しい攻撃が加えられた事件を受けて、IMFは警戒感を表明し、早急に非難の書簡を送るよう要求している。メキシコ： IMFは加盟組織に対し、ジョンソン・コントロールズとメキシコ政府に早急に書簡を送り、メキシコ・プエブラのジョンソン・コントロールズ・インテリア工場（Resurreccion）における暴力の中止を要求するよう呼びかけている。 IMFに入った報告によると、8月16日未明に身元不明の男たちがジョンソン・コントロールズ・インテリア工場に立ち入り、1直の労働者を脅して棒や石で襲撃し、大勢の負傷者が出るに至った。 IMFに加盟するメキシコ鉱山労組（SNTMMSRM）に新設された第308支部の執行委員2人、カンディド・バレウコスとビジリオ・メレンデスが会社事務所で暴行され、「銃を突きつけられて辞表への署名を強制された」と報告した。2人は現在、重傷を負って入院している。メキシコ鉱山労組は、襲撃者は会社が管理する「保護」組合COSの関係者だと考えている。COSは今年5月、労働者による3日間のストが実施されたあと追放された。5月29日にプエブラ州政府当局者立ち会いのもとに締結されたスト終結協約に基づき、ジョンソン・コントロールズは、メキシコ鉱山労組を労働者代表と認めること、スト参加者に報復しないことに同意した。それにもかかわらず、プエブラの両ジョンソン・コントロールズ・インテリア工場（ResurreccionとFINSA）で、労働者とその支持者に対する威嚇や脅迫、暴力が激化していることを示す報告が数多く寄せられている。 2010年8月9日、新しい組合支部の結成に取り組むジョンソン・コントロールズ労働者を支援しているプエブラ州の労働者センターCATのエンリケ・モラレス、コーラル・フアレス、マリア・ルイザ・ロジーナが、人権・労働権について説明するためにジョンソン・コントロールズの労働者のところへ向かっていたとき、4人の男に脅された。 15時30分ごろ、身長175センチで体格のがっちりした色黒の男が3人を途中で取り押さえ、こう述べた。「お前たちがCATのメンバーだということは分かっている。ブランカ（CAT所長）に伝えろ。『CROMに干渉するな。今後も工場や労働者の自宅に出入りすれば、報いを受けることになるぞ』と」 CROMはプエブラにあるもう1つのジョンソン・コントロールズ工場の御用組合である。これに先立つ2010年4月28日、コーラル・フアレスとエンリケ・モラレスは2人の男に襲撃された。そのうち1人はCROM指導者マグダレノ・テキシス・テクアパチョの息子だった。 IMFは、ジョンソン・コントロールズの労働者とメキシコ鉱山労組を支援する連帯組織のネットワークとともに、加盟組織に対し、アメリカのジョンソン・コントロールズ経営陣とメキシコ政府に書簡を送り、暴力行為をやめさせるために対策を講じ、自分で選んだ組合によって代表される労働者の権利を保護するよう要求してほしいと呼びかけている。オンライン書簡をジョンソン・コントロールズに送るか、書式をダウンロードして下記まで送付のこと。 Mr. Stephen A. Roell President and CEO Johnson Controls 5757 N. Green Bay Avenue Milwaukee, WI 53209 Fax: (414) 524-2077 CC.: Jerry Okarma Johnson Controls, Inc. Vice President, General Counsel 5757 N. Green Bay Ave Milwaukee WI 53201-0591 (414) 524-3400 オンライン書簡をメキシコ大統領に送るか、書式をダウンロードして下記まで送付のこと。 Presidente Constitucional de la Republica Mexicana Lic. Felipe de Jesus Calderon Hinojosa. Residencia Oficial de los Pinos, Casa Miguel Aleman, Col. San Miguel Chapultepec, C.P. 11850, Mexico DF. Tel: +52 55 27891100; Fax: +52 55 50934900. E-mail: felipe.calderon@presidencia.gob.mx 下記宛にコピーを送付のこと。 Lic. Javier Lozano Alarcon Secretario de Trabajo y Prevision Social Periferico Sur No. 4271, Col. Fuentes del Pedregal, Tlalpan 14149, Mexico D.F Conmutador 3000-2100 E-mail: javier.lozano@stps.gob.mx Lic. Mario Marin Torres Gobernador del Estado de Puebla Palacio de Gobierno, Av. Reforma 711 Altos Col. Centro Puebla 72009 E-mail: gobernador@puebla.gob.mx Dr. Raul Plasencia Villanueva Presidente de la Comision Nacional de Derechos Humanos Comision Nacional de Derechos Humanos Fax +52 (55) 5681 7199, E-mail: correo@cndh.org.mx Centro de Apoyo al Trabajador A.C. Avenida Reforma 903 - 3 Centro Historico, CP 72000, Puebla, Pue. Mexico Tel-fax: 01 (222) 2 46 05 98 E-mail: catpuebla@yahoo.com.mx 関連リンク: Johnson Controls protest letter in solidarity from AMWU (pdf) IMF抗議文: IMF letter to Johnson Controls, Inc (pdf) IMF letter to Mexican government (pdf) JCI・メキシコ政府宛抗議文見本: Template letter to Johnson Controls, Inc (doc) Template letter to Mexican government (doc) ［2010年8月18日――アニタ・ガードナー］

IMFニュース・ブリーフス

ジョンソン・コントロールズ労働者に対する攻撃が再発

8月16日にメキシコ・プエブラのジョンソン・コントロールズ・インテリア工場で組合幹部・組合員に激しい攻撃が加えられた事件を受けて、IMFは警戒感を表明し、早急に非難の書簡を送るよう要求している。

メキシコ： IMFは加盟組織に対し、ジョンソン・コントロールズとメキシコ政府に早急に書簡を送り、メキシコ・プエブラのジョンソン・コントロールズ・インテリア工場（Resurreccion）における暴力の中止を要求するよう呼びかけている。

IMFに入った報告によると、8月16日未明に身元不明の男たちがジョンソン・コントロールズ・インテリア工場に立ち入り、1直の労働者を脅して棒や石で襲撃し、大勢の負傷者が出るに至った。

IMFに加盟するメキシコ鉱山労組（SNTMMSRM）に新設された第308支部の執行委員2人、カンディド・バレウコスとビジリオ・メレンデスが会社事務所で暴行され、「銃を突きつけられて辞表への署名を強制された」と報告した。2人は現在、重傷を負って入院している。

メキシコ鉱山労組は、襲撃者は会社が管理する「保護」組合COSの関係者だと考えている。COSは今年5月、労働者による3日間のストが実施されたあと追放された。5月29日にプエブラ州政府当局者立ち会いのもとに締結されたスト終結協約に基づき、ジョンソン・コントロールズは、メキシコ鉱山労組を労働者代表と認めること、スト参加者に報復しないことに同意した。それにもかかわらず、プエブラの両ジョンソン・コントロールズ・インテリア工場（ResurreccionとFINSA）で、労働者とその支持者に対する威嚇や脅迫、暴力が激化していることを示す報告が数多く寄せられている。

2010年8月9日、新しい組合支部の結成に取り組むジョンソン・コントロールズ労働者を支援しているプエブラ州の労働者センターCATのエンリケ・モラレス、コーラル・フアレス、マリア・ルイザ・ロジーナが、人権・労働権について説明するためにジョンソン・コントロールズの労働者のところへ向かっていたとき、4人の男に脅された。

15時30分ごろ、身長175センチで体格のがっちりした色黒の男が3人を途中で取り押さえ、こう述べた。「お前たちがCATのメンバーだということは分かっている。ブランカ（CAT所長）に伝えろ。『CROMに干渉するな。今後も工場や労働者の自宅に出入りすれば、報いを受けることになるぞ』と」

CROMはプエブラにあるもう1つのジョンソン・コントロールズ工場の御用組合である。これに先立つ2010年4月28日、コーラル・フアレスとエンリケ・モラレスは2人の男に襲撃された。そのうち1人はCROM指導者マグダレノ・テキシス・テクアパチョの息子だった。

IMFは、ジョンソン・コントロールズの労働者とメキシコ鉱山労組を支援する連帯組織のネットワークとともに、加盟組織に対し、アメリカのジョンソン・コントロールズ経営陣とメキシコ政府に書簡を送り、暴力行為をやめさせるために対策を講じ、自分で選んだ組合によって代表される労働者の権利を保護するよう要求してほしいと呼びかけている。

オンライン書簡をジョンソン・コントロールズに送るか、書式をダウンロードして下記まで送付のこと。
Mr. Stephen A. Roell
President and CEO
Johnson Controls
5757 N. Green Bay Avenue
Milwaukee, WI 53209
Fax: (414) 524-2077

CC.: Jerry Okarma
Johnson Controls, Inc.
Vice President, General Counsel
5757 N. Green Bay Ave
Milwaukee WI 53201-0591
(414) 524-3400

オンライン書簡をメキシコ大統領に送るか、書式をダウンロードして下記まで送付のこと。
Presidente Constitucional
de la Republica Mexicana
Lic. Felipe de Jesus Calderon Hinojosa.
Residencia Oficial de los Pinos,
Casa Miguel Aleman,
Col. San Miguel Chapultepec,
C.P. 11850, Mexico DF.
Tel: +52 55 27891100;
Fax: +52 55 50934900.
E-mail: felipe.calderon@presidencia.gob.mx

下記宛にコピーを送付のこと。 Lic. Javier Lozano Alarcon
Secretario de Trabajo y Prevision Social
Periferico Sur No. 4271, Col. Fuentes del Pedregal, Tlalpan 14149, Mexico D.F Conmutador 3000-2100
E-mail: javier.lozano@stps.gob.mx

Lic. Mario Marin Torres
Gobernador del Estado de Puebla
Palacio de Gobierno, Av. Reforma 711 Altos Col. Centro Puebla 72009
E-mail: gobernador@puebla.gob.mx

Dr. Raul Plasencia Villanueva
Presidente de la Comision Nacional de Derechos Humanos
Comision Nacional de Derechos Humanos
Fax +52 (55) 5681 7199,
E-mail: correo@cndh.org.mx

Centro de Apoyo al Trabajador A.C.
Avenida Reforma 903 - 3 Centro Historico, CP 72000, Puebla, Pue. Mexico
Tel-fax: 01 (222) 2 46 05 98
E-mail: catpuebla@yahoo.com.mx

関連リンク:
Johnson Controls protest letter in solidarity from AMWU (pdf)
IMF抗議文:
IMF letter to Johnson Controls, Inc (pdf)
IMF letter to Mexican government (pdf)
JCI・メキシコ政府宛抗議文見本:
Template letter to Johnson Controls, Inc (doc)
Template letter to Mexican government (doc)

［2010年8月18日――アニタ・ガードナー］