IMFニュース・ブリーフス | ||
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ゲルダウ労働者、安全性向上を要求して世界的行動 9月5日にスペインのゲルダウ工場で1人の労働者が亡くなった事故を受けて、スペイン、コロンビア、カナダ、チリ、ブラジルで労働者が抗議し、1分間の黙祷を捧げた。 アイトールという28歳の下請金属労働者が、スペイン・バサウリのシデノール・ゲルダウ工場で1台の車と鋳造金属片に胸を挟まれ、9月5日に亡くなった。 スペインでは9月6日、すべてのゲルダウ・シデノール工場が1時間半にわたって生産を停止、各工場の正門前でデモが行われ、この行動はメディアで広く取り上げられた。 ●http://www.gara.net/paperezkoa/20100907/219326/es/La-plantilla-Sidenor-exige-que-acabe-alta-eventualidad-empresa ●http://www.20minutos.es/noticia/805669/0/ ●http://www.deia.com/2010/09/06/economia/los-trabajadores-de-sidenor-reclaman-un-cambio-de-protocolo-en-los-puestos-mas-arriesgados- コロンビアでは、トゥタとドゥイタマのゲルダウ工場で労働者が1分間の黙祷を捧げた。この模様を伝える写真がIMFウェブサイトに掲載されている。 カナダでは、マニトバ州セルカークとオンタリオ州のホイットビーおよびケンブリッジの各工場で、1分間の黙祷が行われた。 チリでも、アザ、マトコ、アルマセロ、ソロモン・サックの全ゲルダウ工場で1分間の黙祷が実施された。 ブラジルでは、IMF加盟組織のCNM/CUTとCNTM/FSが組織化する工場のほとんどで1分間の黙祷が行われ、この問題に関する速報が組合員に配布された。 2006年にゲルダウ・グローバル労働者委員会が設置されてから、労働者たちはIMFの支援を受けながら、すべてのゲルダウ工場における職場安全衛生の改善について議論するために、会社側からグローバル委員会の承認を得ようと努めている。 [2010年9月23日――アニタ・ガードナー]
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