CIS諸国で組合の認知度を改善
組合のコミュニケーション担当者が集まり、CIS諸国で労働組合とIMFの認知度を高めるために対策を講じた。
ウクライナ:
労働組合の影響力と認知度を高めようと、CIS諸国の労働組合組織のコミュニケーション担当者は9月28日、この地域における組合行動について報告するための努力を強化することに合意した。
関連組合は、モスクワのIMF地域事務所と緊密に協力しながら、域内の組合行動・問題について定期的に情報を収集し、報告することを約束した。
IMF CISコミュニケーション担当者フォーラムにはコミュニケーション専門家と組合指導部が集まり、特に国際連帯構築との関連で組合コミュニケーション改善方法を調べた。
会合では、各加盟組織におけるコミュニケーションの役割を見直し、IMFコミュニケーション活動の概要を伝え、インターネット向けニュースの執筆に関するワークショップを開き、労働組合がコミュニケーション能力強化に利用できるインターネット・ツールに関する情報を提供した。
この会合には、SPMおよびREPAM(ベラルーシ)、FNSM(モルドバ)、プロファビア、MMWU、EWUおよびITUA(ロシア)、TUAB、AAMWU、マシメタル、MMIWU、TUDIWおよびREMWU(ウクライナ)が参加し、IMF本部とCIS地域事務所の代表も出席した。
会合で行われたプレゼンテーションの資料はIMFウェブサイトに掲載されている。
この会合は、前回の南アジア会合に続いて今年IMFが開催した2回目の地域コミュニケーション担当者フォーラムで、加盟組織と緊密に協力しながらコミュニケーション担当者のネットワークを確立してIMFおよび組合コミュニケーションを強化する戦略の一部である。
[2010年9月29日――アニタ・ガードナー]
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