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ローマで数十万人が穏やかな抗議

10月16日にローマで数十万人が労働者の権利、民主主義および雇用を要求してデモ行進した。

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イタリア10月16日にローマでイタリアの金属労働者数十万人が、ナショナルセンターCGIL傘下の金属労連FIOMが組織した集会に参加してデモ行進した。

デモ参加者は二手に分かれてサン・ジョバンニ広場まで穏やかに行進し、同広場で最終的な集会を開催、2人の組合指導者、マウリツィオ・ランディーニFIOM書記長とグリエルモ・エピファニCGIL書記長が群衆の前で演説した。

マウリツィオ・ランディーニFIOM書記長はこう語った。「私たちが街頭デモを実施した目的は、全時代を通じて労働者の権利が特に激しく攻撃されている今、破棄されるおそれのある全国協約を守り、仕事と民主主義を擁護し、政府・イタリア使用者連合とは異なる危機脱出案を示すことだ」

CGILは、「11月27日に再び街頭デモを行い、政府が対応しなければゼネストを要求する」と述べた。

この集会でFIOMは、南イタリアのポミリアノダルコにあるフィアットの自動車工場でストを制限してシフトを増やすという、同社CEOセルジオ・マルシオーネの計画にも反対を表明した。

「競争は給与や権利の削減によって推進されるものではない」、「企業に社会的責任がないというのは事実ではない」とマウリツィオ・ランディーニFIOM書記長は述べた。同書記長は演説の中で、11月27日に開かれる次の集会までに合意に達しなければゼネストを要求する、と述べた。

スト中に機械の稼働を妨害したという理由で7月に解雇されたイタリア南部のフィアット工場労働者3人も、抗議の行進に加わった。

[2010年10月18日――アニタ・ガードナー]